「ニーサを始めたいけど、何を買えばいいかわからない」
「オルカンって聞くけど、意味がさっぱりわからない」
そんな方のために、税理士事務所で約10年働いてきたあざらしが、オルカンをゼロからわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- オルカンの正式名称と意味
- なぜ「全世界」に投資するのか
- ニーサとの関係
- オルカンのメリット3つ
- 向いていない人・注意点
- あざらしの実体験
オルカンとは?正式名称と意味
オルカンの正式名称は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。
長いので、投資の世界では「オルカン」と略されています。
ひとことで言うと、世界中の株式約3,000社にまとめて投資できる投資信託です。
アメリカのAppleやMicrosoft、日本のトヨタや三菱UFJといった世界中の大企業を、1本買うだけでカバーできます。自分でひとつひとつ銘柄を選ぶ必要がありません。
なぜ「全世界」に投資するの?分散投資のしくみ
投資の世界に「卵をひとつのカゴに盛るな」という格言があります。
1つの国・1つの会社だけに投資していると、その国や会社が不調になったときに大きく損をしてしまいます。
そこで重要なのが分散投資です。複数の国や会社に分けて投資することで、一部が下がっても他でカバーできる可能性が生まれます。
オルカンは、この分散投資を自動でやってくれる商品です。各国の経済規模に合わせて組み入れ比率を定期的に自動調整してくれるので、購入後に自分で調整する必要はありません。
ニーサとオルカンの関係
ニーサとは、投資で得た利益に税金がかからない国の制度です。
通常、投資で利益が出ると約20%の税金がかかります。たとえば10万円の利益が出た場合、約2万円が税金として差し引かれます。
ニーサを使えばこの税金がゼロになります。
ニーサには「つみたて投資枠」があり、そこで購入できる商品のひとつがオルカンです。毎月一定額を自動で積み立て、利益が出ても非課税になるこの組み合わせが、「ニーサでオルカン」が多くの初心者に選ばれている理由です。
オルカンのメリット3つ
① シンプル(選ぶ手間がない)
投資というと銘柄選びが大変なイメージがありますが、オルカン1本で世界中に分散できます。何を買うか迷う必要がありません。
② 低コスト(手数料が安い)
投資信託には「信託報酬」という維持費のような手数料があります。オルカンの信託報酬は年0.05775%と非常に低く、業界最低水準を目指して設計されています。長期で積み立てるほど、コストの差が大きく出てきます。
③ ほったらかしOK(自動で分散・調整)
積み立て設定をしたら、あとは自動で買い続けてくれます。忙しい方や面倒くさがりの方にぴったりの商品です。
注意点・オルカンが向かない人
良いことばかりではありません。正直にデメリットもお伝えします。
- 元本割れのリスクがある:価格は毎日変動し、購入翌日に値下がりすることもあります。
- 短期で増やしたい人には向かない:長期で積み立てることを前提にした商品です。
- 結果が出るまで時間がかかる:数年〜数十年単位のスパンで考える必要があります。
来年使う予定のお金・絶対に減らしたくないお金はオルカンに入れないようにしましょう。余裕資金で、長期で積み立てることが大前提です。
あざらしの実体験
わたし自身、ニーサのつみたて投資枠でオルカンを毎月積み立てています。
設定したらほぼほったらかし。正直、あまり値動きを確認していません笑
税理士事務所で10年近く働いていても、投資のことを完璧にわかっているわけではありません。だからこそ「シンプルで、長期で、放置できるもの」を選ぶようにしています。
完璧な投資商品はありません。でも、自分が続けられるものが、一番いい投資だと思っています。
まとめ
- オルカン=世界中の株式約3,000社に1本で投資できる投資信託
- 分散投資で1カ国集中リスクを避けられる
- ニーサのつみたて投資枠で購入可能・利益が非課税
- メリットはシンプル・低コスト・ほったらかしOK
- ただし元本割れリスクあり・長期投資が前提
動画でもゆるく解説しています。あわせてご覧ください👇
⚠️ 免責事項:この記事は情報提供を目的としており、特定の投資商品を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。


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